ご質問
おばちゃんからみて普通に出会う人で定型だな!って思われる方は どのくらいの割合でいるんですか? この界隈にいると、みんな発達に何かあるよう な気がしてしまいます笑。
お答え
ご質問あざす!
まず、定型ってなんなんですかね。
「おばちゃんからみて普通に出会う人で定型だな!って思われる方は どのくらいの割合でいるんですか」
への回答としては、
「定型ってのがそもそも蜃気楼みたいで、よーわからん」
かな。
え、答えになってない?えー、どうしようかな。発達障害勢と敵対しやすい部族、ってことでいいですか?
おばちゃん、雑なので、定型って言っても、文脈によって違う属性を示しています。
群れて身を守る生存本能に常にドライブされている人。空気を読んで自分の思考を持たない人。記憶力がなさすぎて過去を振り返ることのできない人。発達障害ではない人。心の波と環境の波が一致しやすい人。人とつるまないと狂う人。
ものすごく恣意的に、否、テキトーに使ってる言葉の一つです。
厳密に言えば発達障害風味のない人で知的障害がない人が定型なんでしょうかね。けど、おばちゃんはグレーゾーンとか波打ち際と呼ばれるあたりとの接点がありすぎるのもあって、ここから先は定型、みたいなカテゴリ分けにあんまり意味を感じてないのよ。
蜃気楼みたいなものというか、偏差値45-55というか。普遍的な存在ではなくて概念だとおばちゃんは思うの。母集団が変われば、変わりますからね。なので、ちゃんと答えられる気はしない。
「定型は子育てスムーズで羨ましくてたまらないという人も、発達障害は才能あって羨ましくてたまらないという人も、現実知れや」
と思う程度には、定型と呼ばれる人を知っていますが、普通に出会うということはもうほぼないんじゃないかなー。
たとえば、とある御三家をはじめ東京の私立中学では、かなりの頻度で発達凸凹特性ありの方と出会えます。それが多数派になる学校もあるぐらい。 強いリーダーや命の危機に遭遇すると、発達凸凹っ子でも、小学校時代は絶対無理または無関心だった同調圧力のようなものに救われたり、縛られたりします。同調圧力ってのは、波長が近い人たちにしかすんなり効かないものっぽいね。
マイノリティ同士が集まると、波長が合う人たちの中では、同調圧力に近い譲歩や折り合い、秩序や調和、時として異質なものの排除の力が生まれます。発達障害であっても、海辺の部族として成立するってかんじだね。ヒトが元来群れる生物であることの証左と思います。
「このコミュニティが自分の居場所だ」
という判定が厳しいだけで、発達障害当事者はまだ見ぬ仲間を求めてるんだよ。逆に、定型とされる人たちのように、いつも仲間に守られている安心感の中にいると、良くも悪くも突き抜けた力は生まれにくい。
このようなコミュニティでは、空気優先度高いという意味で定型の人が、発達特性ありの方々に馴染もうと努力してます。見分けがつかないこともないけど、見分けるインセンティブが私にないんだよな。
寄り道すまぬ。
さて、おばちゃんクラスになってしまうと、普通に出会う、という事案がもはや存在しなくなってきてしまっている。
新しい出会いの殆どが、おばちゃんトーク、または子供同士が同じ学校同じ部活とか、友人の友人とか。
おばちゃんトークご利用者さんで、ヒャクパー定型だな!(おばちゃんの言葉では、単文化盲信マジ無理!一生カサンドラしとけや!の意味に近い)って方はいらっしゃらない。異文化について知りたくて、コンタクトしてくださってるわけなので。
さらにリアルの場では、高感度センサーが文化の違いや相手の異文化許容度を判別している。センサーが定型だ!と判定したら、そういうモードで接する。つまり自分の意見は述べないし、改善提案もほとんどしない。当たり障りない、ちょっと挙動不審な、でも何にもケチをつけない、気のいい人として映ってると思う。
ちなみに一見普通の奥様でも、まぁだいたい、極めてる夫持つ妻とかって、何らかの特性はあってだな。凸凹に限らず、過剰適応とか。
なので、こっちが定型モードで接すると定型モードで返してくる人の中に、こっちが特性丸出しで話すと、ノリノリで特性開示してくれる方々がたくさんいるんだ。これ、百発百中になってきた(笑)。なので新しく出会う人も、長いお付き合いのある方同様、おもしれー奴だらけ。
人間関係や凸凹子育てに苦しんだごほうびというか。伏線回収フェイズだなぁと思います。
本音?!定型=つまんない人。どうでもいい(おいおい)。
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