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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

社会性取得の体験談3〜Twitterまとめ〜

あかねです。発達グレーさんの記事に思うこと。

おばちゃんの記事は、定型の人には理解しにくく、ASDの人に理解しやすい面があります。例えば、「信頼に殺される前に外せ(裏切れ)」という言葉は、定型の人が見たら、嫌悪感を感じそう。でも、実は、暗黙の了解で、みんな心の中で思ってる。そこが分からなくて、バカ正直に生きて、最悪命を落とすのがASDだから…。そして、ASDには、整合性がある文章だから、すんなり入っていく。
私が社会性を取得していった経緯を、Twitterのコピペを参考記事と合わせて載せています。1万4千字ですがっ!!!良かったら見てください。


おばちゃんより。すごいや…😭😭😭
・一人が好き
・成績いいけど友達できない
・ママ友付き合い疲れる
・言葉に傷つく
センサー強くて人と関わるとエネルギー削がれる方、読んでみて…ヒントが詰まってる
#HSP #INTJ

★自分発掘に、性格診断テスト、病理テストも役に立ちました。↓↓↓

>性格診断テスト

>病理テスト(精神疾患傾向分析)


●知識と経験、両方揃って初めて、感覚が分かる

私がラッキーだったのは、経験値はあったので、本を読んで概念を理解できたこと(知識)。ツイッターSSTで、感覚を得られたこと(経験)。ここまでして、やっと、スタートに立てた気がする。

>人は好きだけど、言葉が怖い。言葉のワクチン知識集。

ASDの会話に対して、要領よく振る舞えばいいのに…と思われてそうですが、①能動的に言葉を伝えようとして出来なかったという、悔しい経験、②相手をヨイショして、上手くいった経験がないと、感覚が分からず、「やりたくないことはやらない」「話が通じない相手が悪い」「怖すぎて無理…(動機づけ不十分)」ってなりそう。必要性すら伝わらないかも?私は最低限の経験があったから生き残れたのかも。(同世代以外とは話せていた)

●模範が絶対正義

私、児発の先生方の名前が覚えられなくて、気負いして話せなかったの。啓発本には「名前で呼びましょう」って必ずあるでしょ。できない私はダメな奴だって。
でも、児発の先生に相談したら「誤魔化して先生と呼べばいい話よ」って。
私には5の重み、先生には1程度らしい。安堵で涙が出た。

●傷つきからの立て直し

失敗は問題解決能力の不足。正しいやり方を学べば良い。マイナスの社会経験をし過ぎた人は、常にマイナスの感情に囚われている。プラスの社会経験を蓄積する必要がある。実際にやらなければ身に付かない。問題から逃げても、問題が無くなる訳ではない。「行動と人格の否定は違う」「失敗するかより、失敗した後にどうするかが大切」

正論に「本当、失敗は問題解決能力の不足に過ぎないわ。感情に支配されるなんて、非合理的!」と、目からウロコだった。
いつまでも落ち込むなんて、非合理的。感情はコントロールして、すべきことをすべし。
【非合理的】がキーワードだった。恐ろしく効いた

●物事の見方を変える気づき

すごくポジティブで明るくて人柄のいい先生。いつも先生と話すと気持ちが楽になる…一方で、先生の発言に悩むことも多くて。
理由は、話が逆転することが多いの。AでなくBである事をいいね!と言われる。逆に、BがAになっても、いいね!と言われる。私は混乱…。
でも、解答が出た。きっと、どちらを選んでも答えは分からないから、いい面を見つけては伝えているんだなと。物事には一長一短があって、一概に白黒つけられない。だから、ポジティブに受け取れる人が強いんだなと。
ASDには、本当に難しい世の中ですね。疲れたよ、パトラッシュ…

>バランス感覚を育成する方法

●尊重される体験&試行錯誤の上、会話ができる成功経験

精神面が安定した。人の目を見れるようになった。相手の期待通りにできなくて大丈夫と思うと、かなりハードルが低くなった。怯えながら踏み出した先に、人の温かみを感じられたら、人への拒絶感は溶けていった。
今、可愛いものを見て可愛い、楽しいことをして楽しいと感じられるのが嬉しい。余裕が違う。感情って、こんなに豊かなものだったのね。

●価値観の崩壊

メンタル落ちてます。疲れちゃった。
頑張れば頑張るほど、自閉の感覚が減ってきて、生きやすくなったと思う。でも、頑張れば頑張るほど、今まで信じていた、絶対的な物が壊されていく。
私はパズルのように、1つの答えに行き着いているのに。他人とは、ピースが異るくらいの感覚なのに。価値観って、もっと多種多様なんだって。私はピースが見つからないと、不安に押しつぶされそうになるのに、みんなは分からないからこそ面白いんだって。
自分が思っている以上に、世の中にゆらぎがあって、ショックだったんです。信じてきたものが、崩されちゃって。頭では理解しても、無意識に、基準を探してしまう。そうしないと、不安になる。
大丈夫です。児発の先生に、泣き言を聞いてもらいました。失言はしてないから、心配しないでって。逆に、あなたが傷つかないか心配って。無理せず、今のあなたのままで、いいんじゃない?って。
ちょっと、休もうと思います。

>自分の正義や価値観と違う正義や価値観に直面するたびに、混乱して、その強いモヤモヤ感情を「すごく嫌」「怖い」「不快」と認識して、言動で表現している可能性はありませんか。

>言葉にこだわる子には、言語表現の持つ多面性を示してあげることが有効です。

●価値観の違いが、腑に落ちた経験

定型ママが以前「古い本もいいけど、時代はアップデートされていくので、子どもには新しい本を買うようにしている」と呟かれてて、あぁステキな目線だなと思ったの。
私は、古い本の方が、時代に流されない本質が残るから、ASD息子に伝わりやすくて選びがち。でも、その分、アッデートに弱くなる。そこを補う視点は必要だな!と。
これが、価値観の違いか!と腑に落ちたから、自分の意見に反例が出たとき、「これが、人の数だけ正しさがあるってやつか!」と思えた気がする。この経験がなかったら、感覚的に納得できず、苦しんでたかも。感謝。

TLに、自己中過ぎる人に合わせろ&人に合わせ過ぎ主体性を持て、という別ツイートが並んでて。これがバランスとれという奴か、人や場面で出力を変えるのが吉なんだな、と。フラットに意見を見れるようになったな。今まで、無意識に、正解を探してたな…。

子育てイベントに行ったら、参加者みんなで「出産エピソード」を一言ずつ話す企画があって良かった!行き慣れた場所、関心のある内容、発言後は聞くだけ。→環境的にベスト
みんなの異なる視点が面白かった。

●理想が高く、自分の認める人の輪に入りたい

Twitterを通じて、
スゴイなぁと憧れている人達が、

私に対等に接してくれたり、
意外と悩みを抱えていたり、
失敗しても、しっかり謝罪して、
堂々としてカッコよかったり、

私もここに居ていいんだ、
完璧な人はいないし、
誰でも失敗はする、
大切なのは、その後の対処だと。

●自己受容の重要性

長所と短所は、紙一重。だから、状況に応じて、調整が必要。
調整のためには、自己受容が必要。そうしないと、過剰に適応したり、卑屈や傲慢になる。
自分を認められると、自分の立ち位置が分かる。多様な価値観を認めた上で、自己と折り合いをつける為の、スタートラインに立てる。

理想とする自分が高すぎて、現実の自分が認められない完璧主義で。常に自己嫌悪で。
でも、「完璧な状態なんて一生辿り着けない。不完全なまま進む覚悟が必要」というツイートを見て、諦めがついた。

私は、高IQではないけど、記憶特性的に高IQ寄りみたい。『記憶を元に思考凸』だから、高IQ寄りライフハックが効いたのね。
IQには、流動性知能と、結晶性知能、2種類あり、私は流動性知能(思考力)が高いらしい。今まで褒められても、疑心暗鬼で過小評価してはヤサグレを引きずっていたけど、論理的にIQが証明されて、自分の過小評価から抜け出せた。

●自他境界の作り方

HSPな人は、内面、価値観、方向性を築くことで、外とのバリアができ、他人の気持ちや考えが侵入されるような体感が減ると考えられる。そのためには、様々な人と関わりながら、内面を探求することが必要である。
・方向性
ひろゆきは、変だけど嫌じゃない人
・価値観
私と似た特性を持つ人。考え方や興味は同じだけど、価値観は微妙に違う。その原因は、生育環境の違いみたい。そこを対比することで、自分の価値観、大切なものが見えてくる。
・内面
私と真逆の性格の人。やり取りの中で、予想外の返答がくるから、自分の癖が顕著になる。そこを紐解くことで、自分の内面、特性が見えてくる。
自分が見えてくると、自分のの優先順位や、長所や短所等が分かってくる。ここが分からないから、理想とする自分を追い求め続けたり、自他境界が溶けたり、人の目を気にしたり…な気がする。最近は、自分は自分でいいんだ!と、自信がついてきた気がします。

人目を気にする、普通にこだわる、自分の感情が分からない、自己認識が弱い人向けの記事
>さまざまな場所に自分を置いてみると、自分が思っている「普通」の偏りが修正されていくので、こだわりが減り、自由にものを考えられるようになってきます。


・弱め負荷→Twitterでのやり取り、ママさんとの会話(子どもなら、放課後ディや習い事?)
・強め負荷→ADHDな方との会話(子どもなら、普通級?)ADHDな方は、当事者の会でよく会っています。私は会話中に「!?」となることも多いけど、定型の人より、気持ちや意見を出してくれることが多くて、相違点が分かりやすい。
重要ポイントが、会話中の疑問点を、仲介の心理士さんに後で教えてもらえること。不明点を、第三者のプロから教えてもらえるのは、理想的でした。
こうして、9割くらい理解できた頃に、おばちゃんが負荷をかけてきたのは、大きなひと押しだったわ。私の状況を見て、あえて不安を煽って乗り越えさせた感があるわ。コノヤロー!このように、心理士さんや、おばちゃんといった、導いてくれる人の存在は重要だなと思った。
私は、支援&人とのやりとりをしないと、学べなかったな。Twitterでツイートするだけだとダメで、リプやDMをしてくれる方のお陰で、自分を把握できました。ありがとう!

<その後>
今、すげぇなと思うのは、
色んな人が色んなことを言っても、「あの人と私は違うからね」とスルーできる、
褒められても「そんなことないっ!」ってヤサグレない、
自慢や悪口を聞くと「辛いのね…」と思う。
全て受け止めて「ダメな自分ですみません…」と思っていた私は、もはや病気だったと思う

●能動的な行動の必要性

いきもの博士君に会った!(リアルさかなクンや‼)図鑑を見ながらのノンストップ語り、面白いー!
しかしなー、私が興味津々なせいで、イラッとくる面があるな。質問に答えてくれなかったり、私の知識は聞いてくれなかったり。
定型の人達は、子供の頃からこうして社会性を積んで来たんだろうな。相手をイラッとさせたら話を聞いてもらえない、相手に好かれたい、、からの社会性取得。博士君、小学校で興味を共有できる友達と会えるかな…(感情移入)。

チャンクサイズ・コントロール
話題作りの方法。チャング(情報)のサイズを変えて質問する。
好きな動物は?→猫です。→好きな猫の種類は?→三毛猫です。
例。チャンク・ダウン。話の塊を小さくしていく
学んだものの、実際の会話ではフリーズしちゃって使えず。でも、博士君との会話で理解した。博士君「フグやイソギンチャクには、毒があるんだよ!」
私(なぜ毒があるの?毒の回った餌を食べて平気なの?フグ毒は熱に強いよね。イソギンチャクの毒はどうなの?)
脳内多動で疑問が浮かんでいく。情報が、狭く深く…って、これがチャンク・ダウンか!博士君との会話では、自然に浮かんでた。要するに、私は、雑談によっぽど興味がないんだな。ASDは、モノを通じてヒトと交流するって本当ね。そして、私は意識しないと、どんどん狭く深くなってしまう…と、色々気づきました。

●自分で自分を褒めて、鬱を防ぐ

「私はこういう背景や問題があり、それを改善する為にこうした働きがけをしたので、こういう成長を得た」。自分の成長の因果関係が見えると、自分で自分を認められる、承認欲求を満たせられる。変化することの大切さを実感できるから、変化への恐怖心を減らすことができる。

自閉も不注意も強い運動音痴な私が、生き延びているってスゴイ!精神疾患状態を脱出して、社会性まで身に着けてスゴイ!そう考えると、生きているだけでスゴイ!
スゴさの因果関係が分かるから、自分で自分を認められる。生きているだけで、自分を承認できる

>自分で自分の承認欲求をなだめる方法

●人を許すと、自分も許せる

「尊敬する人にも欠点がある」という気づきで、失われた反抗期を手放せたけど、「ダメな人にも長所がある」という気づきで、メンタルが安定するんだなと実感した。
私の場合、汚れた部分と、ピュアな部分があって、中途半端なせいで「私って嫌な奴…」と、自己嫌悪に陥ってた気がする。

私の問題は、人を絶対視することね。いい人、悪い人。敵、味方。そのせいで、スゴい人と比較して、劣等感を抱いてしまう。例えば、嫌な先生に対して、皆は表面上うまくやりつつ、裏でバカにするようなことはできない。絶対的な親に認められたくて、顔色を伺う小学生から、抜け出せていないイメージね。

同時に、「どんな経験も無駄にはならない」と学んだことで、こだわりも減る…気がする。

>褒め過ぎると(自己効力感優位だと)鬱になりやすい

>完璧でない物からも、学ぶ力をつけよう

●視野が狭い、こだわりが強い理由

類推が高いと物事のポイントが分かるので、戦略的に筋道を導きやすい。ここに、こだわりの強さが加わると、「この道しかダメ!他は間違え!必要性が低いことはやりたくない」となる…のでは?その道に進めたら大物だろうけど、進めなかった時点で潰れてしまう…。あと、ギフテッドくらい高いWMがあれば、推論しまくっても注意力散漫になりにくいかもだけど…凡人には危険すぎる。結果、綱渡り状態で結果は出せるけど、日常生活に支障が出るほど注意力がなくコミュ障なビビり野郎ができる。それが私だ。

●神経質な性格を減らす必要性

私の中で、こんな図ができてる。
【細かさ】
ASD<定型<ADHD
ABCが世の中にあったら、定型の人は「ABCどれでもOKよ」と言う中、ASDは「Aしか無理!」で、ADHDは「DやEもあるよ!どう?」と勧めているイメージ。ガチASDの私からすると、ADHD味な人との会話は、話が飛躍し過ぎて「!?」な傾向がある。定型の人が「まぁそういうこともあるよねー(性格など他の因子から補正)」が、細かい性格のせいで補正できずに苦しむ…。
社会適応の為には、精度を弱めるのが楽なんだろうな。

●雑談力アップに役立った知識

①必要性の理解
・人との距離感を縮める行為。目的は「仲良くなりたい」「自分はヤバいやつじゃない」という気持ちを伝えること。
・雑談で中身のある話題を出すと、意見が食い違い、面倒なことになりやすい。中身のない話題なら、こだわりがなく、お互いスルーできる。
②意図の理解
私の場合、相手がなぜその質問や話をするのか分からず、怖かった。私は人に興味がない分、思い浮かばない質問や話ばかりで。意味不明で。でも、理由が分かると安心できた。
例)ママ友
・息子君の個人面談はいつですか?
→幼稚園で共通の話題だから。話題作り。・会話が途切れ、自分の話をし始める
→話したいか、場をもたせる為
・えっ!息子君、数字をよく知ってますね!すごいー!
→持ち上げてくれている
こんな当たり前が分かると、自ずと返し方も分かったよ!今は「最後まで相手の話を聞いて、ポジティブに返す」「同様に質問を返す」を心がけています。

●考えすぎを減らせば、会話ができる

>外向きの注意(≒一般的な注意)と内向きの注意(≒ワーキングメモリー)は、共通の注意資源をシェアしているため、トレードオフ関係がある(例:考え事の最中は不注意になる/外界に注意を払うと考え事がしにくい)
ここにある、言葉・視覚・体を同時に使うレーズンや指のエクササイズをやってみたけど、"多動な博士くんとの会話"効果には適わないなぁ。図鑑を見ながら、私が集中して考えようとした途端、次に移り続けるから。私の思考をゴリゴリに削ってくる。彼のスピードに着いていくには、表面上の会話…というか、ノリで文章を読み上げるくらいしかできない。
でもなぁ、これが定型の人の会話なんだろうね。博士君と話した直後に、ママさんに話しかけられたけど「分かる〜」「そうよね〜」くらいしか言えなかった…けど、いい感じのノリで答えられた。このノリね、私が未就学児二人の靴を履かせながら話しかけられた時の空返事に近い。つまり、『定型の人の雑談の深さ=私の空返事の深さ』。私は普段、どれだけ考え過ぎなんだ!

>外向きの注意を上げる方法

●私の熟考を10とした会話の深さ

①博士くん…1〜2
思考をゴリゴリに削られる
②定型の人…3〜4
雑談の理想形。ポジティブな用語を脳内検索して、テンポよく返す
③息子…5
支離滅裂な息子の言葉を、言いたいことは何か?考えながら話を進める
④普段の生活…5
生きている限り、事柄をどう進めようか常に考えてしまう
⑤定型の人…7〜8
雑談の現実。考えすぎてフリーズする。自分の意見を言うときも同様。なかなか纏まらない。
⑥Twitterのツイート…10
日々の疑問点を熟考してまとめる
→この②雑談の理想形に近づいたら、マルチタスクもマシになりそうな感覚があるので、この辺を目指したい。

●雑談力がアップした

早口で話せる。テンポよく返せる。ベストではないけどアウトでもない内容を話せる。
凄くないですか??このコミュ障な私がっ!陽キャラっぽく話せているっ!!
意識したのは、思考の深さを②レベルにしたことですね。いつも、⑤の深さで、フリーズしていたから。
するとね、相手の反応に応じて、言葉を返せるんですよ。周りにも意識を回せるし(マルチタスク力もアップ?)。意外と、思考って早くて、知識を脳内検索して準備できる。ノリよく返せる。ビックリ!
これがきっと、『情報や感情を雑に扱う』感覚だろうなと思った。ただ、途中で無言になると、④レベルの深い思考の脳内多動に入るので…ここで話しかけられても、反応は鈍くなっちゃうな。でも、トレーニングで改善しそうな感覚はある。(実際に、改善した!)

●ADHDは大器晩成

同時処理のベースが、やっと出来てきた気がする。今までは、点を覚えて経験で取得して、次第に点と点が繋がっていく感覚だったけど、、今は、取得済の情報に、新しい情報を積上げて、深まる感覚だな。ベースができれば、関連した情報を取り出しやすいから。今後は生きやすくなるはず。

>同時処理と継次処理

●長所に目を向けると、気持ちが安定する

相変わらずネガティブなことを考えるけど、すぐにポジディブ面も浮かぶから、凹まずに済んでます。今まで、自分に厳しすぎたなぁ。神経質で完璧主義で、常に脅迫概念に襲われていた。

●ネガティブ体験の囚われ

小説カラフルを読み返しました。
主人公(受動型ASD味)は、記憶を無くしたまっさら状態(本来のありのままの姿)だと、自然に振る舞えて、友達もできている。コミュ障なのは、自分から殻に籠もった結果であり、本来の自分とは違う状態。あぁ…まさにそうだなと。主人公は、幼少期は絵を通じて皆の人気者だったけど、思春期に同級生の言葉が怖くなり、自閉の世界に籠もってしまった。私も同じ。私も自作の漫画やアニメキャラを、友達に見てもらって楽しかった。でも、小学高学年頃から、急にズレるようになり、必死で合わせてもバレたりで…。気づいたら、全然話せなくなってた。これが、呪いになっていたみたい。。
私のコミュ障原因
①適した言葉や行動はなんとなく分かる
②でも、間違ってたらどうしよう。→思考停止
今までは、定型社会が分からなかったから、①もできずに思春期に躓いてしまった。でも、知識を入れたら、なんとなく分かってきた!…ものの、どうしても不安で、行動に移せなかったみたい。
今回、②が減ったので、前より話せる頻度は上がったのかな?と思った。
嬉しいけど、やっぱり、思春期に知識があれば…という気持ちにはなる。

●相手の気持ちを考えすぎる

魅力的な人って、相手や周りの人に、楽しくなってほしい!という気持ちに溢れてるんだなぁと思った。HSPな私は、真っ先に、自分が傷つかないかが浮かんでしまう。次に、相手を傷つけないかかな。
理由は、相手が分からないのが大きい。人は前提が違うから、自分が良かれと思っても、違うかもしれない。そこが不安要素かな。そう考えると、社会通念上の言葉は、相手を傷つけにくい言葉よね!ここをマスターできたら、もっと目の前の人達に配慮できるかもしれない…と思った。
そして、その言葉で相手が傷ついても、受け取らなければいいのよね。私は不妊治療中、「お子さんは?」という言葉に、本当に傷ついたの。マイノリティだと、お決まりの言葉も、凶器になりかねない。だから、受け取らないスキルも必要なんだなぁ。
>アドラー心理学を上手く取り入れて心を守る

●相手の意図は読める

人の気持ちが分からないというASDだけど、定型の人より分かる部分もあって。
私は転職先で、先輩とお客様の話が噛み合わずに苦戦する中、私がお客様の意図を読み取って解決する事が、しばしばあった。
私が過剰適応なINTJだからかもしれないけど…この洞察力は普通級の多様性で育まれたと思う。

論理思考にHSPの繊細さが加わると、細い点に気づくため、精度は上がるのよね。周りの意図や気持ちを汲み取った上で、解決策を考えられる…が、これが過度になると、過剰適応よね。
自分の感情を大切に、色々スルーしていかないと、認知と行動がチグハグで…また自分軸がなくなると思った。

相手の意図は分かる。みんな、自分の都合のいいように発言してる。周りが敵だらけに見える。
最近は、「相手が何に不安を感じるか(人の弱さ)」を理解してから、人への怖さが和らいだかな。発言の根本に、相手の不安が見え隠れすると、私の不安も和らぐ。

●自分の意見を折れる経験

論理とHSPの板挟み

意見の対立が起きたんだけど。私は、相手の努力も熱意も知っている分、感情移入してしまう。しかし、私も根拠を持って結論を出しているため…かなり腹も立つ。板挟みで相当疲弊する。ただ、脳のキャパは残しつつ、周りを分析しながら、会話に身を任せれた…かな。グットだ、自分。
思ったこと
・以前の過剰適応状態だと、私は自我もないまま折れるか、逆に、反射的に正論を主張しているかだったと思う
・現在は、自我も感情移入もあるが、脳のキャパを確保しつつ、理性でコントロールはできる
・大人の世界なので、今回、相手が折り合いの部分を示してくれた。
自我を抑えたほうが吉と理解したためか、リアルに相手思いの発言ができた(HSP)
・しかし、一人になったあと、悶々とする(少数派の承認不足と思う)(論理)
・こんな折り合いをつける経験を、子どものうちからできていれば、生きやすかったかもな…

意見が対立した件。翌日、相手から、とても好意的に接されました。あぁ…私が相手の固定観念をぶち破る&プライドを脅かす意見を言ったから、恐怖心もあったんだな…。自我を抑えたのは吉だったんだな…と思った。自分を抑えられたのは、今まで反射的に反論して、大切なものを失ってきた過去があるからね…。経験しないと取得できない私は、成功体験と失敗体験、両方得られたから。自信がついたな。

>空気を読んだ上で、集団に寄せる必要がある

●褒めや、お世辞が、通じない

スゴく明るくて感じのいい先生がいらして。性格が真反対で思うこと
以前
2択で、Aがいいね!Bがいいね!と言われる。どっちが正解!?
→答えのない問題のため、AとBの長所に目を向けて、励ましてくれている。
これが分かった後、恐怖心が減った。

励まされる度に「適当なこと言って!!」とイラッとする。気持ちより事実を優先してしまう。同時に、自分がネガティブ発言ばかりと気づいて、見習わないと…と反省した。

子育て支援員さんとの会話
「そんな…分析や研究のような…」
→え!?フランクに説明してます!
「以前だって、私はあなたと話してて楽しかったよ」
→嘘つけーっ!!!(今は優しい嘘と分かるけど、前なら嘘つかれてショックだわ)大半の人が私のこと、「そんなに難しく考えなくても…」と思ってるんだろうな。知らんよ。無意識に客観視が始まるし、雑談さえ、瞬時に分析→検索よ。気を抜くと、無言の無表情になる…。そして、優しい言葉も、根拠を示されないとモヤモヤする…今は気遣いと分かるから納得はできます(ありがとう)。

今日、雑談して、知識と経験が結びついて、感覚的に理解できたよ。「繊細な人は褒めるとやさぐれる」って分かっていたのに。いざ、心許した人に言われると、ダメージがデカかった。今まで、雑談の形を真似るだけだったけど、根っこが理解できたな。そして、人と話せば話すほど、私の気持ちは安定する。
完璧主義は承認欲求が満たされにくいし、満たされると、さらに上を目指してしまう…と実感したので、方向転換できそう。既に、会話ポイントを吸収しようスイッチが入ってるしね

改めて、女性の会話を聞いたら、お世辞が大半だった。今まで、「どこまで本当だろう?」「どう返すのが正解だろう?」と悩んでいたのは何だったのか…。今回のことも、お世辞と受け取るべきだったのね。どうしても、正解か不正解か、考えてしまうけど…。

>まずは感謝する。安易に褒めるのは、悪意がないことを示すグルーミング行為の一つだ知り、褒めを気軽に受け取れるようになろう。

●事実への正確さ、数値への興味が、失言につながる

弱視の子を持つママさんが「メガネを外すと0.1しか見えなくて…いつかメガネなしで過ごせると思っていたのに…」という話をうけて、「うちの子は、メガネを取ると0.8です(同じ弱視でも経過良好)」と聞かれてもないのに答えて、デリカシーのカケラもなかったと後悔した…。私は純粋に「同じ期間メガネをかけ続けて、こんなに視力差が出るのかぁ!」と興味関心の感動が先立ってしまって…。生物って、多様性って、スゴイ!と。最低だ。

おばちゃんより
多くの方は、事実も分析も解決策も求めてないと思って接したほうがASDには無難ですね。承認(価値観合う人の共感やほめ)と慰撫で済む。

●友達からの誘いを断る=重大な悪という認識

友達からのお誘いの断り方。児発の先生に「断っていいと教えたら、園も行かない(嫌なこと=断っていい)と言わないでしょうか」と聞いたら、即否定されたよ。それとこれとは別なのね。違いが感覚的に分からないんだけど…

一年前は「断っていいと教えたら、幼稚園も行かない!となるのでは?」と疑問だったけど、今なら分かる。相手の誘いを、相手に嫌な思いをさせずに断るのは「②礼儀・マナー」。自分のしたいことは、自分で決めていい。でも、日本に住んでいる以上、幼稚園に行く必要はある「④義務教育」。(ルールのカテゴリ分け①本当の悪、②礼儀・マナー、③一概に悪とは言えない違反、④制度内の罪)
私の考え方は、「周りの気持ちに従わない=悪」の、白黒思考だったな…。まさに過剰適応だったな…と思う。

●計画性は悪くない

私の頭の中には、数十年後の未来に向けて、数ヶ月後、数週間後の予定が詰まっていて…こんな計画的な性格を、「柔軟性に欠けるダメな奴」って、無意識に自責していたみたい。
でも、計画的なのは良い、積極的なのも良い、柔軟性や適応力を身につければ、、という文章を読んで、嘘のように毒素が抜けていったのよね。
大丈夫。新卒の会社で挫折して、「目標達成しても、必ずしも幸せとは限らない」と知っているから。何を選んでも正解と学んだから。ポジディブにいけると思う。

>良い完璧主義を目指そう!

●お互い様になると、ダメージも減る

今まで、人から距離を置かれるとショックだったけど(そもそも、距離感という概念すら知らなかったから、何が起こったかすら分からず恐怖だった)、今は相手が距離を置く心理も分かるし、お互い様なので、ダメージは少ないです。
そりゃ、私はマイノリティだから、さぞかし恐怖etc.だろうなと。人は、自分にとって都合のいい相手を求めるよなと。私もそう。人はみんな弱い。

●デスノートを見て、自分の欠点に気づけた

デスノートの夜神月くんと似てるなぁと思うところ
・正義感が強い
・純粋さ故の白黒思考
・完璧主義
・計画外の事態に弱い
・論理と発想凸な計画性
・幼稚で負けず嫌い
・自己顕著欲が強い
・冷静に見えて、感情の起伏が激しい

ライト君の計画性は、私の人生そのものなのよね。ザッと見て、柔軟性を得て、ピュアさを無くして、足るを知れば、平穏に生きていけそうだなと再確認した。←この1年やってきたことだ!
そして、理想はあくまでも仮説で、絶対視は危険ですね。

みんな主観で生きている。期待し過ぎは危険。人は強くない。許し、許され、ゆるゆる繋がっていかないと…。

ライト君は、大きな失敗をせずに来た理系ASDだよなぁ。プライドの高さも、根は小心者で、周りの目を気にすることが原因よね。私は、過剰適応なASDを拗らせたせいで、結果主義となり、手段も問わずにここまできた気がする。素直さも危険だ。

●整合性のある世界に惹かれる

息子と一緒に、プラネタリウムを観に行きました。私が感動して涙が止まらなかったよ。数時間後の星空は、完璧に予測可能な世界で。星の動きも、月の満ち欠けも、規則的で不変で、予測不能なものはを何一つない…安堵感が半端なかった。普段、相当無理をしているんだな…と実感すると同時に、息子が天文にどっぷりハマったら、定型社会に戻れないのでは?という、強い恐怖に襲われた。

●目標達成までの思考回路

まさにプログラミングな流れで、目標達成までのフローチャートが、得た情報で修正されながら、網羅的に多角的に解析されていく。その過程は、漫画では心の声で書かれるけど、実際は言葉に落とし込まずに、二次元で一気に進んでいく。仮説と方向性が出たら仮置きし、脳内多動中に案が出たり、新着情報があると、また発動する。日常生活の傍ら、こんな脳内で過ごすので、そりゃ不注意になるわ…と思った。

今は二次元(2D)思考だけど、前は3Dだった。たった1つの解に辿り着こうと必死だった。
でも、【理論的に最適値を出したところで、お気持ち文化の壁があり、大半が実行不可能。仮説の時点で、相談するのが合理的。正解は沢山ある。】と分かり、過度に完璧主義にならずに済んでいると思う。


おすすめの映画や本

★「ドラえもん のび太と鉄人兵団」を観ました。泣ける…。(ネタバレあり)

人の感情が分からないロボット=発達障害と、思いやりのあるのび太達=定型の話でしょうか。ロボットのリルルがね、認知はASDなのに、感受性の高いHSPな感じが、あぁ…苦しいよね…と重ねてしまって。最後、歴史を変えるところとか、本当に反骨精神よね。のび太から見たら美談だけど、ロボット仲間から見たら、リルルは多数派を脅かす改革者だからね…。
しかし、神様。ロボット祖先に『競争本能』を入れるのを止めて、『他人への思いやり』を入れてるけど、正しくは両方必要じゃないですか?この世は、相手を思いやる【ふり】が大半じゃない。だから、イジメも無くならない訳で。味方は裏切る。敵は裏切ったら、味方になる…かも。多様性を感じた映画でした。

★「ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」を観ました。(ネタバレあり)
分からんかった…。解説やコメントを見て、
・子どもも犠牲になる残酷さ
・「友達のために」命をかける戦争なんて、綺麗事では?
・本当は逃げたいのに、立ち上がらなければならない
・まさに今の社会情勢を反映しているそして、数々の心理描写…やっと理解できました。苦労した。
うーん、私の素直な感想は、「大統領パピは、ギフテッドなんだな。しかし、一人で単独行動しちゃダメでしょ!考えナシじゃん!!」でしたね。私は参謀キャラだから。敵の長官の、情報収集&計画な戦術が私と同じなので、「この戦に勝つためにはどうすべきか」という戦闘モードになるんだと思う…。全然、作者が伝えたいことを受け取れる状態じゃなかった。
私の息子も、似た思考回路だろうから。きっと、受け取り方は、親が調整したほうがいい。読書と同じ

>読書は誤学習の宝庫
「価値観や立場により、同じ物事が異って見えることを知ろう」という意図を持たないと、偏りが強化。共通認識と自分の読み取りとの差に困惑。積み重なると、不安を強め、社会性を失いやすくなる。子どもの読書は、親が読み方を調整した方がいい。

★カラフル 森絵都(小説)

絵の才能がある受動型ASD(HSP)の男の子が、思春期を乗り切れず自殺を図るものの、世の中は白黒でなく、薄汚れた世の中にも無数の色があることに気づき、大人になる話。でした。
号泣だ…。ストーリーが、私が社会性を得るためにしてきた1年間と、丸かぶりだったから。登場人物達はみんな、主人公に好意的なのに、誤解して自殺を図る辺りが、思春期〜去年までの私そのものだったから。読み進めるうちに、あぁそんな見方があるのかと…発見が…多すぎた。
でもね、私は大学生のときに読んだものの、サッパリ意味が分からなかったのよ。思春期以降、小説が読めなくて…。読めないって何?かというと、頭では内容を理解するけど、感覚が分からない感じ。社会性を身につけるときもそうだった。知識を得ても、経験しないと取得できない。例えるなら、テスト問題の、解説を見ると分かった気になるけど、いざ解こうとすると解けない問題って感じ。でも、「大人と子どもは、求められるスキルが違う」「建前と本音」「人は完璧でなく、弱い生き物」「本当に大切なことは、言葉で学べるとは限らない」「見方を変えると、色んな色が見えてくる」etc.こんな前情報を学んだ上で、思春期を迎えられていたら、違う結果があったかもな…と思った。私も主人公と同様、思春期に人の黒さを目の当たりにして、自閉な世界に引きこもった人だから。前情報があれば、まだ耐えられたかもしれない…。やっぱり、突然周りに置いていかれて、意味が分からないまま、からかいの対象になると…心が折れてしまう…。あと、ガイド(メンター)は欲しい。長々書いたけど、スゴく自信につながる本でした。受動型ASDさんに勧めたいです。

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