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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!by QOLT

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

感謝で承認欲求をなだめる

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前回のエントリーでは、自分で自分をほめる方法で承認欲求をなだめることについて書きました。

ほかにも承認欲求をなだめる手法はあります。
おそらくいちばん長期的に(死の淵まで)使えるのが、感謝です。
感謝される、ではなく、感謝することです。
これを身に付けておくと、一生使えます。

これを身に付けさせることは、難度が高い療育です。
無理に身に付けさせようとしてバランス調整に失敗すると、卑屈になったり、逆に尊大になったりする可能性があると思われます。でも、大人になってからのメンタルの不調の深刻化を防ぐためにも、身に付かなくても、子どものうちに接させておきたい考え方です。


お子さんの中で承認欲求をなだめることと感謝することをつなげるために、保護者はまず、お子さんが、他者(親等)から感謝される機会を用意することから始めます。

クラスの当番をきっちりこなす、家で毎日靴を揃える、ゴミをゴミ箱に捨てる、…といった、「極めて困難な」役割を与えられて、それをこなしてくれるお子さんであれば、親が感謝しなくてもあちこちで感謝され、承認欲求は適宜きっちり満たされて成長していくでしょう。

やりたいことしかしない子は、そういった役割が一切できないように見えます。
他者の期待する役割を果たさないので、承認されず、承認欲求を持て余します。

もて余した承認欲求を、
・リアルな社会で
・良好な人間関係や健康を大切にしながら
・試行錯誤でたくさんの失敗をして学びつつ
・自己研鑽する努力
に向けられれば良いのです。

しかし、承認に飢えた状態にありますと、手っ取り早く承認がほしくなり、ガツガツした状態になります。
承認に対してガツガツした子どもの意識頼みで、この遠回りに見える方向に進むことはほとんどありません。
(親御さんが自然に導いている場合や、自閉がないお子さんは除きます)

代わりに、以下の形で承認を得ようとすることがあります。
・自慢などの形で友達にぶつけてしまう
・ゲームやネットの世界での承認にすがってしまう。すがろうとするが不足し、課金で承認を補おうとする。
・読書により空想の世界を拡大する
・学歴にすがってしまう。すがろうとするが手に入れられずひねくれる

多少であれば問題ありませんが、度が過ぎると、結果として、社会的な承認からはぐれていきます。


承認欲求をこじらせることを防ぐため、子どもの自発的な行動を「こちらが望んでいたこと!やってくれた!ありがとう!」と後付けで保護者が感謝していくという手法があります。

信頼関係がないところからですと簡単にはいきませんし、バランスを間違うとかえってこじれますので注意が必要です。

続きます。