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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

承認欲求との付き合い方

好きなのは、話の内容ではない、話している人のことが好きなんだ、とつぶやいてあげると、お子さんが陥りやすいガチガチの結果主義を緩和できるかもしれないということは、メモを介した関わりのエントリーで示しました。
(多動であれば、個性によっては、ガチガチの結果主義成果主義で育ててもよいのですよ)

ガチガチの結果主義が、承認欲求へのこだわりをこじらせた賜物であれば、下記のようにして承認欲求との付き合い方を意識させるとよいでしょう。

ガチガチの結果主義を緩和し、穏やかな気持ちを取り戻させやすくなり、人当たりがよくなります。


トップ付近にいないと承認されない

寂しさ、注目されたい欲求、つまり承認欲求との付き合い方は、学校で教えてもらうものではありません。
発達凸凹の子は、学校のあらゆる活動を通して、むしろ承認欲求ばかりやたらめったら強めてしまいます。

100-0(ヒャクゼロ)思考の強い、成功(楽しいこと、快感、成果)にしか価値がないと思い込んでいるお子さんを放置しておくと、強い承認欲求を持て余すようになります。

見張られないと勉強しない、自分だけではなにもできなくなったり、他人に100パーセント全力の友情を求めるあまり孤立したり、
あるいは注目がほしくて問題行動を繰り返したりします。


愛情と承認欲求

承認欲求をこじらせるのは、学校だけではありません。実は、最初のきっかけが、家庭であることもよくあります。
一番多いのは、本人以外の兄弟姉妹が自分よりも可愛がられていると思い込んでしまう場合です。
発達凸凹児のいる多くの家庭では「平等に接しているつもりなのに、常に誰かが愛情に飢え、承認欲求をこじらせている」という状態に陥ります。


他者に興味がないようでも、潜在する承認欲求はかえって強く、クラスメイト、兄弟姉妹、保護者と自分の落差については感覚過敏とも言える敏感さを持ちやすいです。
他者と比較して、なにかが劣っていればそこばかり注目して沈んだり自暴自棄になったりします。

発達凸凹の子を育てていると、親としては愛しているつもりなのに愛情不足と言われることがあると思います。
愛情不足というよりは、肥大した承認欲求を満たせていないという意味なのですが、なぜか承認欲求不満=愛情不足と表現する慣習になっているので、注意してください。


比較による承認

比較などによる承認を求める習性は危険です。
一生エリート街道を走れる子以外にとっては心の病気のもとになり得ます。

ところが、うまく扱えば集団をベースアップする習性でもあるので、学校などで当たり前に利用するのです。
このため、学校教育等、集団向けの関わりを何気なく受けた人は、大人も子どもも、無意識のうちに、比較を元に承認欲求を満たそうとするようになります。

だいたいの人は、大人になるまでに適度に試行錯誤して、承認欲求の自己処理を覚えていくのですが、発達凸凹で特に自閉的な子の場合は、持続可能な承認欲求補完システムを早期にプログラムしてあげる必要があります。

続きます