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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

TOKIO山口達也さんは大人の発達障害なのか

よく聞かれますので、私見を綴ります。

芸能界と発達障害

「ジャニーズには発達障害や発達凸凹だなという人はいますか」としばしば聞かれます。

ジャニーズ事務所所属に限らず、芸能人は
「自分自身を客観的に知り、他者に向けより良く魅せる」
という作業を常にしています。社会性凹だと向いていない仕事と言えそうです。

とはいえ、たとえ自閉がきつく客観性が弱くても、ビジュアル、音楽性、演技、コネなど、なんらかの分野に向けて開いている方であれば、事務所とマネージャーのサポート次第でうまく務まることもあるでしょう。


質問をくださった方々は、長瀬智也さん、松岡昌宏さん、山口達也さん、木村拓哉さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、大野智さん等がお仲間なのではないかなと思っていらっしゃったそうです。


お仲間と断言するつもりはありませんが、忙しいのに趣味や資格を持っている芸能人は、多く動くタイプの人だなーと思ってます。

芸能人なのにオレオレアピールがなくて芸能人ぽくない人や、空気が読めない人、天然ボケが半端ない人は、心の閉ざし具合やピュア具合がかわいいなぁと思って観察しています。



芸能界には、多動の方、アスペルガー傾向の方は、たくさんいらっしゃると思います。

・個性が商売道具となる業界なので、特性がマッチすることがある
・たくさんの人格を演じ分けることは多動に、台詞の記憶はASD特性とフィットすることがある
・一定期間過集中でひとつの役にのめり込む仕事は、はまればアスペルガー的な自閉傾向とマッチ(憑依型俳優)


業界は裏方も、芸術系・文系で、自閉や多動が多いです。

※しかし、ピュアな自閉脳の人を利用しようと企むダークな人もまたたくさんいますので、たとえ芸能に適性があっても、有力な親コネがない限り、自閉傾向のある子を芸能界に入れてはいけないと個人的には思いますが…。


TOKIO山口達也さんの場合

最近謹慎処分を解かれ、Dash村に復帰したと話題の、TOKIO 山口さんの場合はどうでしょうか。

※2020年訂正、9月20日東京都練馬区桜台の路上にて、酒気帯びバイク運転で前の自動車に追突するという物損事故を起こし、取り沙汰されています。大変心配ですね……。


資格と趣味の数を見れば、発達障害はともかくとして、まぁ多動で間違いないでしょう。障害かどうかは別として、異常にエネルギッシュです。

アルコール依存症だということも言われています。



根拠はありませんが、ADHDを克服した多動の方は、タバコやお酒を用いて、ちょっと忙しい脳の働きを弱めようとすることがあります。


タバコやお酒が脳の活動を妨げるというのは皆さんも聞いたことがあるでしょう。

高機能のADHDさんにはそれがかえって都合がよいようなのです。

ADHDなどがありますと脳がフル回転しすぎてオーバーヒートしてしまったり、特定の部位に血流が乏しくなったりします。

そんなとき、お酒の血管拡張効果や、タバコの血管収縮効果、あるいは禁止薬物の薬効を利用することで、脳の血流をほどよく整え、服薬時かそれ以上に頭をスッキリすることができると言う人がいます。

「一杯飲んだぐらいが調子がいい」「飲んでもパフォーマンスが下がらない」という方のほとんどが脳の多動さんです。



また、一般的に、自閉的な脳の持ち主は、依存を強めやすいと言われています。

快と感じるものが少ないため、希少な快にすかり、快に対するこだわりを深めていくのです。

私としては、「自閉だから依存する」とは因果関係が逆の「依存するから自閉が強くなる」というパターンも多々あるのではないかと考えていますが、いずれにしても自閉と依存は切っても切れない関係と言って良いでしょう。


お酒やタバコ、覚醒剤や大麻等薬物で、短期的にはすっきりするという声は聞かれます。

しかし、身体依存や精神依存、がんや肝機能障害を招くなど自分に悪影響を及ぼしうる物質や違法薬物を長期的に摂り続けるときには、メリットとデメリットを天秤にかける必要があります。

このときに、意思判断力や知力がブレーキとして機能せず、快を優先してしまうと、
大好物から依存、依存から依存症へと大きく傾いていきます。


罪を犯したから発達障害?

罪を犯したからといって発達障害だと決めつけないでほしい、犯罪と障害は関係ない、という声もあるでしょう。
ごもっともです。


ただ、発達界の重鎮のひとり杉山登志郎先生が、発達凸凹は程度は違えどみんな抱えているものである、という大前提のもと、凸凹のために社会生活に不適応を起こした時点で発達障害と呼ぶ、としています。

その定義では、発達凸凹の人(つまりほとんどの人)は、何か社会性の未熟なり、衝動性なり、易刺激性なりでやらかした時点で、発達凸凹は障害に格上げされることになります。

この定義に基づけば、衝動的に犯罪的行為を行った芸能人を発達障害ではないかとする風説にも妥当性があります。


※近年興った、幼児期からの療育と投薬を重視する発達障害キャンペーン(?)では、やらかす前から障害は障害であり生まれつき、という考え方がベースになっているので、杉山先生の定義に違和感を覚える向きも少なくないでしょう。

かつて杉山先生が定義した「発達凸凹」は、近年、発達障害という言葉に置き換えられつつあります。

かつて杉山先生の定義した「発達障害」は、二次障害という言葉に置き換えられつつあります。

今は、過渡期にあるのです。


そもそもこういった語義的なズレがあるので、「発達障害だ!」「いや、違う!」という議論はだいたい噛み合いません。
違和感があると思われますが、どちらが間違いということはありません。

大人の発達障害

私としては、TOKIOの山口さんが大人の発達障害かどうかという議論には興味がありません。

日々発達や受験のことばかり考えている私ですが、発達の偏りや問題行動が生まれつきか環境かを判別する必要性は感じません。

長期的に短期的に必要な関わりを積み重ねていくのみです。

しかし、彼本人とTOKIOのメンバーさんたちが、大人の発達障害に関する本を読むと、「あー…これわかるわ…」とストンと落ちるところがたくさんあるだろうなとは感じます。
www.asdadhd.jp



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