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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

授業を聞かない!

授業とは、何なのでしょうか。

「勉強を教わる時間」?


私の答えは、

「その子による。」

です。


中学受験や大学進学を考えるようなご家庭のお子さんであれば、

学校の授業でのいわゆる勉強は、二の次、三の次。


えっ、どゆこと、って?

小学校中学校では、単位も、留年もありませんよね。

その理由は、

各科目の習得は目的とされていないから、です!!

習得が目的ならば、

単位制か留年制度が設けられてるはずでしょ。


授業を聞かない彼らの言い分

座っては居るが上の空、あるいは、座っていない、愛すべき彼ら。

聞き取りをしますと、ポツリポツリと思いの丈を話してくれます。


・勉強にならない

とっくに教科書読んで理解済み、
本で読んだことがある、
間違ったことをたくさん言うので聞きたくない、等


・興味がない

もっとしたいこと、やりたいことがある
みんなが聞いているからといって聞こうと思うほど、「みんな」にも授業にも興味がない


・わからない

聞いていても理解ができない、
理解したつもりでも点が取れないなど、無力感徒労感を感じている、
頑張り方がわからない
記憶すべき重要事項とそうでないものの境界がわからない
(知的に不足しているように見えるが、
実は、精度にこだわりすぎてバグっているケースが隠れている)


「なんで他の子達はあんな授業を聞いていられるのか不思議」と言う子もいます。


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☆わかることのすっきり感を求めすぎている!!

前者2つ、勉強にならない、興味がない、というのは高IQのお子さんだけでなく、IQに現れない「脳力」のある子も感じることです。

彼らは、常に様々なストレスにさらされているせいもあって、
「学校は勉強するところ」
というコトバを言葉通りに受け取りやすいのです。

凸凹っ子の言語回路に
「勉強=正確な知識を増やすこと」
「学校=正確な知識を増やすところ」
とインプットされてしまっているとしたら、どうでしょう。
強い認知不協和が起きます。


小学校で求められる

「正確な知識」は

6年間の授業のみで習得できるような

知能の持ち主ならば、

ひと夏だけで

ほぼ全て頭に入ると言われています。



時間をかけて授業を受ける意味……

感じられないのは当然です。


彼らは、

学校に時間泥棒され、

迷惑をかけられ、

気持ちを考えてもらえず、

人権侵害されている、

我こそは被害者、と潜在意識にありながら

言語化できず、

ずっとモヤモヤ抱えています。



まさか、

【学校とは

クラスメイトの、面白くもない珍回答を延々聞かされ。

相槌を打たされ。

「わかってきたかも、うーん、でもなんか違うかも」という演技をし。

「先生のおかげで今日初めてわかるようになりました」という眼差しを作らなければ、嫌われるところ】

……だなんて夢にも思っていないのです。


(※繊細すぎる子は、嫌われたくないあまりに、自己犠牲しすぎてしまいます。

嫌われないようにするべきだ!ではなく、嫌われないほうがお得かな、ぐらいの刷り込み具合が肝心です。

そんなの無理!と思われるのも承知してます。

いっそこのブログ、お子さんに読ませちゃっては?)


☆「勉強」という概念の拡大を!

そんな彼らにとって大切なのは、言葉の概念、まずは
「勉強」
という概念の拡大です。

「勉強=正確な知識のインプット、知的好奇心を満たすもの」
としかとらえていないと、いくつになっても授業は聞かず、人の話も聞きません。

本のほうが、小学校の先生の説明よりも、よっぽど確実性が高く感じられるからです。

先生は、教育の専門家?

違います。

多種多様です。

4大か短大を出たことと、多少のコネ(小学校でのバイト歴とか子供会とか)ぐらいで、

特別な技能は必要とされず、

いきなり現場投入、

「子どもと共に成長しろ」

の世界です。

かーちゃんたちとほぼ同じ。


で、見なきゃなんない児童数は何十倍。



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言葉の意味は辞書的なもの以外にもあること。
勉強する、授業を聞く、という言葉にも、重層的な意味があること。

今日から刷り込みましょう。


・知的好奇心を満たすことや正確な知識を積み増すことは、勉強の意味するところのごく一部にすぎないという説がある
・学校で学ぶべきお勉強≒折り合いをつける力、という説がある

と教えましょう。


「間違うことから始めて、試行錯誤する尊さを知ること」

「自分と他者の課題は違うと知ること」

「優劣、勝ち負け、という百ゼロ思考を緩和させた方が幸せが持続すること」

「多様性、多面性をおりこめる、しなやかかついかつい精神を作ること」

これらこそ、

小学校ですべき勉強です。


お子さんに明言して良いかもしれません(断言は避けたほうが無難です。この界隈の子たちは、言い切り口調で言われたことを普遍的真理として処理しようとすることが多く、ダブルバインドトリプルバインドだらけになります。もちろん親御さんが気をつけるだけでは他所でバインドされてパニクりますから、言葉を真に受けるお子さんには「人の言葉の受け取り方調整」をかける必要があります)。



勉強=正確な知識、事実をインプットすること

と思い込んだままでは、

正確な知識・事実を尊重しすぎてしまいます。

しかも、

知識を持つ子は

親などから「頭がいい」等と

ほめられ、どんどん知識の脳を発達させていきます。


「事実や正論を求めない人の方が人口比で多い」

ということを知らないままですと、

事実や正論を人にぶつけるタイプに育ち、

社会性不足と見なされるリスクが上がります。


※人の気持ちを大切に!

と思い込んだままも危険です。

優しさをほめられすぎて、

優しくなくてはいけないと思い込み、

人の気持ちを尊重するあまり、

誰にも迷惑をかけられなくなり、

自分が消えればいい、

みたいな思考に陥ります。

☆正確な知識の積み増しなんて二の次三の次、な文化圏=公的義務教育

学校で行う勉強にはいろいろあります。

実は、正確な知識の積み増しは

まるで軽視されています!


っていうか、事実や正論を求める人種は、

小学校=トラウマ体験の舞台だったりするため、

学校教諭にならないのです。

(営業不要な塾の講師にはかなり多いと思います)


もしも学校が。

正確な知識の積み増しが目的の施設であるならば。

とっくに生身の授業は廃止されてますんでね。


生身の先生の仕事は

動画講義中に巡回フォローすることと、

肉体労働だけになっているはずです。


少なくとも完全に教科担任制となってないとおかしい。


授業を楽しむコツ

「集団内での立ち回り方を試行錯誤する時間」

「わからないふり、頑張ってるふりをしながら、行動分析する練習」

「人は承認ほしさに人の心を傷付け合うのがデフォルト。

だから防御力(受け取り方)と、他者への思いやりが必要。

思いやるがために、自分を責めすぎてしまったり、思いやっても見返りがないことに憤ったりするのはあまりよろしくない。

幸福度が下がりやすい、かも」

「みんなちがってみんなダメで、みんないい。……ってことにしないと、メンタルやられていく、かも」

というような、生々しくてゲスなライフハックを家で教わった上で、実地体験する機会=授業

……としたほうが、お子さんのメンタル育成上、よいかもしれません。


綺麗事も理不尽も、思考する子、感じやすい子のメンタルを叩きのめしてきます。

綺麗事にも、理不尽にも、意味がないわけではなくて、それなりの背景があって存在しています。

「それなりの背景があるらしい」という感覚を、解明するヒントと共に叩き込んでおきましょう。

そうしないと、

話聞けている
内容を理解できている
挙手も発言もできている

こういう子でも、いずれ 不具合が起きてきます。


言葉の意味を確認しておきましょう。

【授業】
《名・ス自》
学校などで学問・技術などを教え授けること。

はい、ダウトー。


・正しい知識の受け渡しの場ではない!

これ大事!テストに出ますよ!(嘘です)


わかっていてもわかっているなりに、

わからなくてもわからないなりに、

話者を見て

(位置的に見えないときはゴニョゴニョ動かず

あたかも見えているかのように)

頷きながら、

聞いて、

要点や記憶の手がかりを書いて、

「この話は役に立ちますありがとう!」

という態度をちらつかせながら

繰り返し脳に刷り込むことを要求される場!

※要求を飲まねばならぬわけではないyo!
そうしておくと悪目立ちしにくいyo!
(真面目な子にはここ強調)


あるいは、

「あなたのお話は役に立ちます!」

という素振りを見せて、

話者の承認欲求を満たすもの!


……と言えます。


羊たち以外は沈黙

暗黙の了解を読み取るか、

群れる羊属性を持つかしないと、学校は地獄です。


上述したようなサバイバル思考や、

「自分の百ゼロ思考に気付いてバランスとる意識」をインストールせず、

学校にただ行かせていては、

人権侵害されまくるか、人権侵害しまくるか

二択となります。

リーダーは少ない方がいい

小学校は、多様な科目を利用して

「嫌いなものでもこなす、

社会人、組織人(群れの構成員)としての基礎」

を身に付けさせようとしています。


リーダーとか個性の対応、育成なんてのは

学校の専門外です。

各家庭の責任でやりましょう。


変わっているけど頭のいい子等、

要領が悪い子には、

このことを知らせておかないとひどい目に遭います。

(ひどい目に遭うことからも、

サポート次第で重要な学びが得られます。

悲観する必要はありません。

先人の知恵を利用して、

心の成長を促しましょう)


小学校では、いわゆる学習内容そのものよりも、

ルール大事だけどルールより流れ!

時間厳守は大事だけど時間より雰囲気!

フォロワー或いはリーダーとしての態度、調整力!

トラブルから学ぶ人間関係!

掃除!

粘り強さ&適度な諦め!

傷付いて乗り越える経験

&傷付けて乗り越える経験!

価値観が違いすぎる上司 同僚との関わり方!

学ぶ姿勢(演技含む)!

出来ないこと嫌いなことを投げ出さない

&撤退するコツ!

等々

混沌とした課題を、

当たって砕けろ精神でこなしていきながら

社会の歯車になれるように訓練する場所である


……と教えてあげたほうが、

お子さんによってはしっくりくるものです。


歯車にさせたくない、なりたくない、

それはそうでしょう、


ならば、学校で、

波風立てず悪目立ちせず安全に過ごすスキルを

マンツーマンで叩き込むか、

群れ属性の者たちの思考を学ばせ

群れを操作し手のひらで転がす訓練をすべきです


親子で労力を割くべきは、

学校の先生やクラスメイトに

変容を求めることではないです


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学校で求められている力とは

上記にも記しましたので読み流してね、学校で求められる能力は、学力ではありません。

「黙っている力」

「踏み絵を踏む力」

「強者が言う通りカラスは白いと言える力」

「正解のない問いや、未知の研究に取り組む力」
(すぐ逆ギレする人との関わり方とかもね)

「目的に、自分を寄せていく意識」

「目標や自己イメージの適切な下方修正、上方修正」

「適度に臆病で、適度に楽観的であること」

「期待値を想定し、とりあえずやってみる。」

「理解するつもりのない人に、見込みのないプレゼンテーションする」

「清濁併せ飲む力」

「ゲスになりすぎず、他者の権利を適度に侵害しつつ、多数を満足させ、自分の利益につなげる力」

「給食を適切な速度と態度で完食する、弱点克服力と段取り力」

教科、科目なんてものは、

上記の力を身に付けさせるための

ツール・お飾りにすぎません。


上記の力は、実は「生きる力」に直結します。

すぐに身に付くものではありません。

また、意識させないと、一生身に付きません。
※フツーの子は除く

困ったことがあったらおばちゃんに連絡下さいね!

幸せな親子が増えることを祈っています!


あと……広告売り上げもうちょっとほしいyo!
おばちゃんの自己肯定感、1日1円ではさすがに保てないyo(笑)

先日こちらから買ってくださってありがとうございます!



関連リンク
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