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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!by QOLT

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

発達障害は現代病9 コンピュータとアスペルガーの仁義なき戦い

・昔は、コンピュータがありませんでした。あっても、今ほど高機能ではありませんでした。

1次産業 農林水産業でも、2次産業 工業でも、3次産業 サービス業でも、コンピュータ的な思考回路や行動様式を持った人が、重宝される場が多くありました。


仕事はこうして奪われた

IT技術の普及によって、昔はアスペルガーの人たちが担っていた仕事がどんどん減ってきています。

とある会社の経理部でも、40年前の経理部は20人の「ルールに異常にこだわる、数字の達人」が必要でした。
今は、仕事量は増えているのですが、それでも、数字の達人2人と、数人の若くてかわいい派遣社員でこなすことになっています。

工場でも、50年前は多くの工程で手作業が必要で100人の単純作業をする者と、機械をメンテナンスする者が必要だったので工場は夜は休みでした。精神的ストレスはあるにしても、体を使って夜は眠る、という仕事でした。

現在では、精密なコンピュータによるオート制御で24時間連続稼働のため交代制で夜勤があります。機械も複雑化し、メンテナンスする者も、より高い能力が求められるようになっています。

体をあまり動かさず頭を使う、生活リズムも狂いやすい、つまり、アスペルガー傾向のある人にとっては特に心身不調を来しやすい生活を余儀なくされています。

AIにより、人間の仕事がなくなる、なんて話が出ていますが、パーソナルコンピュータと計算ソフトの普及で、既に、アスペルガーの得意な仕事は激減してしまっています。


機械から仕事を守っても

仕事を得たあとも大変です。
先程の数字の達人もそうですが、コンピュータがあまりに正確に素早く仕事をするので、コンピュータにもできる仕事をする人間には、人間離れした効率が求められます。

家に帰れば、家事、育児等の分担。
家事負担は減ったとは言え、育児と介護はハードルが上がっています。貴重な我が子を淘汰にあわせるわけにはいかないので、胎教に始まり、食育、習い事、子どもの将来の夢(高め)の実現に向けての応援、送迎。
長生き傾向により介護負担も深刻です。


権利と権利の衝突

穏やかでいること、堪え忍ぶこと、男性を立てること、手間隙かけることを美徳として育てられた女性は都市部高学歴サラリーマン世帯では激減しました。
代わりに、自分でしっかり稼いで自分らしく生きることを旨として、自らの商品価値を高め、月経も出産もハイヒール外反母趾も更年期も骨粗鬆症もない男性としのぎを削っています。
彼女たちの努力を思えば、同じ学歴の男性と対等かそれ以上の能力や権利を持っていると考えるのが自然です。

男性は男性で、仕事は複雑、自分の父親はやらなくても済んでいた家事育児介護その他まで強要され、混乱しがちです。
「対等」ということを、お互い「思ったことをぶつけていい関係」と誤解しているとなると、これはもう修羅場です。
ストレスをぶつければ、何倍も増幅されて跳ね返ってくるようになります。


現代を生き抜く凸凹必須スキル

男女をとりまく環境も激変した中で、アスペルガー傾向のある人の居場所はますます狭くなっています。

そんな中で、社会生活や結婚生活を心身ともに健康に送るためには、仕事の能力だけでは不足です。

コミュニケーション能力と、行動分析から派生したレジリエンス、アサーションといった、自己心理のコントロール力が不可欠です。

勉強やスポーツだけで身を立てた有名人であっても、心を支え合う存在が得られなければ、心の落ち着く場所はありません。


愛されキャラは、生まれつきの愛着形成の上手さもありますが、小学生以降後天的にも、親のケアとサポートがあれば、なれます。

持ちつ持たれつの仲間の得方、自分の心の落ち着かせ方を身につければ、平たく言えば誤学習を避けるコツを身に付ければ、愛されキャラとしてどこにでも居場所が作れるようになるのです。

凸凹っ子、凸凹青少年が現代を生き抜くために、親御さんの力を、今日から必要としています。