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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

ルールがわかると生きにくい

子どもは状況判断できないものです。

 

空気読んで行動することに長けた優等生(クラスに1-2名)を除くほとんどの子どもたちは、「優等生を含む多くの子たちがやっていること」を真似することで、ルールは一切把握せずに、その場しのぎをしています。


これ、黒板前で授業していても分かりにくいのですが、後ろからスクールシャドーしていると、1-3人の空気通りの動きの出来る優等生、10-15人程度の定型、10-15人程度の擬似定型へと言動が波及していく様子がわかります。誰が誰の行動を意識しているかなどもわかってきます。

ここまでの子を空気を読める子、と大人は感じるのですが、本当に先生の意図を、先生の挙動から直接汲み取れているのは1-3人だということです。


発達凸凹のお子さんの親御さんは、園や小学校の表向きのルールを教え込んだ上で、いきなりコミュ力トップ1-3人を目指させようとしがちです。


しかし、集団のルールというのは時と場合と多数派の気分で変わりますので、余計混乱してしまいます。


後者を目指しましょう。定型と擬似定型のように。原則として、1-3人のコミュニケーションエリートの真似をするのです。まわりの、「怒られにくい人間(多数派)と行動を似せる」ことになります。

赤信号、みんなで渡れば怖くない、といいますか。心身を守るための、必要悪という認識です。


こうする時間を増やしますと、集団にいるときのストレスを減らせます。真似をすること自体が目的なのではなく、集団社会を俯瞰したり自己を客観視するための余力を確保しやすくするのを目的として、真似をします。

 

実際の大人の社会でも、明文化されたルールや、神がお喜びになるような善行よりも「あの流れにのっかるのが良さそうだ」という判断力が必要とされることが多いのです。


基本的に、ルール<<おりこうさん含む多数派の動き、です。

多数派の動きを参考に自己の言動を規定する→集団内でこぼれない、集団を敵に回さない→気持ちに余裕→家のルール・学校のルール・善行と、現実のズレを調整する経験を積む→臨機応変な言動のパターンを知り、選択肢をあげることができるようになる→白黒つける役ではなく、なごませたり調整したりする役として集団内で役割を得る→集団に及ぼすポジティブな影響力が増す

 

小学校でも社会でも、絶対的に適用される絶対的なルールは、とても少ないのです。

その状況に合わせ、ルールの厳格化、緩和、撤廃が行われたうえで適用されています。
その場、状況、先生、偉い人や多数派の気分のほうが明文化されたルールよりも重視されるのです。

 

集団では、臨機応変に!と言われることが多いですが、それは「ルールやルーティンと、現実の制限との、折り合いをつけること」が求められているケースがかなりあります。