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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!by QOLT

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

寄り添いすぎ注意

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こんにちは、ただのおばちゃんです。

近年
「気難しい大人、育てにくい子は、自己肯定感が足りていない状態である」ということが周知されるようになりました。

温厚さを引き出すために大切な関わりは、寄り添うことですよとよく言われます。
その言葉を信じて、律儀に寄り添いまくっている方がプロにもいらっしゃいます。端的な表現である「寄り添うこと」「理解者となること」という言葉は飽くまでも端的な表現ですので、どうかお気をつけください。

実際の関わりにおいては
グレーゾーン以下、
もしかして発達障害?のお子さんは
福祉の枠の外で自立しなくてはいけないので
「寄り添いすぎる」ことの
リスクを考える必要があります。

癇癪やパニックなどを起こさせないために効果的な関わりとして、変わった子独自の価値観世界観に支援者が寄り添い、肯定することは必須です。

しかし、母や妻など支援者の共感力が強すぎたり、律儀すぎたりすると、気難しいの大人、育てにくい子の世界観に支援者の軸足が移ってしまいます。
支援対象者のからだの一部であるかのような言動を当たり前のようにしてしまうことが結構あります。こうして特殊な世界観の中で二人きりで理解し合うことを重視しすぎたままですと、危険です。認知の歪みがある子特有の自己同一視傾向が強まる一方となります。支援者と自分の境界がない、自己の一部と見なす言動を始めます。
たとえば、自分が遊びたいとなったら、相手の事情お構いなしに一緒に遊ぶこと決定、というような言動です。
客観的にみますと、支配的な言動であり、奇異です。支援者を支配できないときのみならず、クラスメイトなどを支配できないとき、混乱を起こし、「嫌われている」「いい友達がいない」などと誤解するようになります。
幼児、低学年ならまだ改善の余地がありますが、中学生高校生の思春期に、自己同一視のメインターゲットが、恋愛対象や部下に移りますと、大変なことになります。「通じるはずの相手に気持ちが通じないなど、思い通りにならないときに、キレる、泣く、暴れる大人」となりかねません。自己と他者の境目を習得した多数派の皆さんからは当然、異常者に見られてしまいます。


「変わった子の世界観」の中だけで育てると
「普通の世界観」の中だけで育てるのと
同じか、それ以上に、生きにくくなります



「普通の世界」にとって
変わった人は異質なものです

しかも
「普通」「多数派」に含まれる人達も
決してみんなが自然に「普通」なわけではなく
実は多くの人が、
同調圧力により日々無理して「普通」に寄せて
必死に生きているので

「普通」から外れた人のことは、
無理をしていない人、楽してる人、
ルールを無視して好き勝手に生きてる人
このようにみられがちです
完全に

独自の世界と、「普通」の間にある
深くて暗い川に
橋を渡す…
あるいは濠を埋めていく…

(※こちらのお子さんたちは、
定型世界で
「普通」の価値観の中で
学び、仕事をして生きていくわけですので

親子で
「普通ゾーン」がどこにあるのか把握した上で
「普通の片隅」に出稼ぎに行くのに
必要な力を
独自の世界の中で付けさせる必要があります

広角とズームの視野を使い分ける感覚
…とでも言いましょうか)