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「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

公的支援はその子個人のためではない

アメリカには
ギフテッド教育、2e教育の
公的なシステムがあります

国家あるいは地域に必要な
特別な凸の才能を持った子どもを
公的に拾い上げて
特定分野の専門家
特別な教育の専門家のもと
公費で特別待遇で凸を伸ばし
理系、創作等の分野で優れた人材を育成しています
※私立の教育機関にも
ギフテッド教育を行うところがあります

ASDの子どもを持つ日本の保護者も
アメリカにおける
公的ギフテッド教育を羨ましく思い
夢を見る人は多いでしょう
私もかつてはそのひとりでした

ギフテッド診断とASD診断は別のものですが
ギフテッドの困り感とASDの困り感や
対応方法はそっくりです

しかし
実際に資料にあたり
こんなにも合理的で残酷な
子ども淘汰の教育システム、
変わった子淘汰のシステムがあろうかと
戦慄しました

最高の教育を受け続け、凸を伸ばし
人生の成果を手にしていく子がいる傍らで

加齢に伴いどんどん絞られていく
ギフテッド教育の枠を勝ち取るために
おびただしい数の変わった子が
過剰なストレスにさらされています

ギフテッド教育に
社会性の訓練が含まれないわけではないのですが
ギフテッド教育の枠に残るためには
試験やレポートをこなし続けなければならず
そのための勉強、訓練は
まさに凸を伸ばすもの
つまり凹である社会性獲得と真逆の属性のものです

凸だけを伸ばした社会性なしの状態で
多くのギフテッド候補生は
ティーンエイジを迎えます

大多数は
定期的に行われる試験(レポート含む)の結果により
一切の支援を打ち切られます

公的な予算には限りがあり
ギフテッド教育には
コストがひどくかかりますから当然ですが

打ち切られれば
そこからは一般人として生きなくてはなりません

支援の打ち切りが学童期であれば
親がなんとかできる部分が多く残されていますが
中学生高校生大学生の年齢になって
社会性ほぼ丸裸の状態で投げ出されるのです…

※私立のギフテッド向け学校も
地域によってはあり
試験に受かれば転入できたりはしますが
親子の努力は欠かせないようです

ギフテッド教育と言えど
公的なものである限り
当たり前ですが本来的に
個人個人の利益に資するものにはなりえません
お金を出す者(納税者や国家)にしてみれば
利益がなければ
資金を投入してはいけないはずだとわかりますね


凸を伸ばすためだけに特化して教育された
ギフテッド候補生たち
保護者が
努力家で思慮深く、かつ戦略的である場合を除き
表舞台では決して語られない末路が待っています

社会の発展のための人柱のようなものです


日本のASDの子どもたちには
公的なギフテッド教育はありませんので
アメリカよりはましです
それでも親が公的支援任せですと
似たような不幸が起こりかねません

公的支援の財源は税金ですから
個人の利益に資することがあってはいけませんので
本来は支援がないのが当たり前なのです

近年
発達障害者支援の機運が高まり
合理的配慮の法制化がなされました

しかし
少子化に伴い仕事を失うと思われていた文科省と
関連事業者にとっては雇用創出につながり
都合がよいために
一時的に
ホットな分野になっているだけかもしれません


発達支援には多額の税金が注がれています
例えば
アルバイト支援員1人付けるのに
最低でも年間140万
特別支援の資格を持つ公務員教諭となれば
退職金や手当てを年割しますと桁が違ってきます
そんなに税金を注いでいることを
子育てしない世代は許さないと思われます

家庭がするべきこと
かつては親や祖父母が当たり前にしてきたことを
税金でサービスとして行っていることが
周知されれば
予算は注がれなくなると思います

(発達障害は程度によりますが
体質であり個人差です。
眼鏡や美容形成、脱毛、塾 家庭教師が
保険や公費の適用外であるのと同様の
扱いとなるのが本来自然です)


こちらに相談してくださる親御さんは
自助努力を欠かしていませんが

現在公的サービスに育児を丸投げ状態の方には
現実を認識して、先を見通して
親にできることと
本人にできることを
ひとつずつ増やしておくことを
切におすすめします

私の戦友をはじめとして、
猛獣使い(笑)の実績ある親御さんたちは
個性のフォローは各家庭の役割、という認識で
気付いたその日から自助努力をなさっていますので
皆さん素晴らしいギフテッド教育者です

どんな世の中でも
皆様のお子さんが何度でも立ち上がり
その度に逞しくなれますように